作業療法士とは？

さて、学生の皆さんはご存知だとは思いますが、ここでは「作業療法士ってなに？」と思われた一般の方向けに私なりにご説明させていただきます。

最近は少し有名にはなってきましたが、簡単に説明すると、作業療法士とは病院や施設でのリハビリを行っている訓練士の中の一職業であります。
テレビ等では病気後の体力の回復や骨折等の受傷後のリハビリで、歩行訓練に付き添っていたりする場面でよくお目にかかるかと思います。
よく似た職業に理学療法士というものもあり、病院等での勤務内容によっては作業療法士と一見区別がつかない場合があるかと思いますが、それについての講釈はここでは控えさせていただきます。
（よく、テレビで歩行訓練等でお目にかかるのは理学療法士なのですが、作業療法士・理学療法士共に、リハビリを行うという一点においては同職種と捉えられても構わないという私の考えのためです。）

また、精神医学にも精通しており、精神科作業療法士として勤務している方も多数おられます。
精神科作業療法の場合は、対人交流の練習等精神疾患に対するリハビリを行っています。
精神疾患に対してのリハビリはリハビリ職の中では作業療法士が主に関わらせていただいております。
（上述の骨折等、体に対するものは「身体障害領域」、精神疾患に対するものは「精神障害領域」等と呼ばれています）

以上、本当に簡単ではありますが作業療法士の説明とさせていただきます。

作業療法士の中には上述させていただいた他にも、起業されている方や、地域の中で活躍されている方もたくさんおられますが、細かく説明すると難しくなってしまうので上記説明以上の内容が知りたい方は、検索サイトにて「作業療法士」で検索してみてください。